
豪華客船アドバイザーとしてご活躍の中川敏和さんは、COMYのビジネスシートを活用することで実際に案件化しやすい見込み客を多く紹介してもらえているそうです。中川さんに実例を聞くとともに、そうなる秘訣を教えてもらいました。(取材:2025年5月)
最近は精度の高い紹介が多い
お会いした瞬間から「中川さんのシートを見させていただきました。中川さんに紹介したい人がいるんです」と言われてZoomが始まることが最近何回もありました。
僕は、相手の人が「こういう業種の人とつながりたい」とビジネスシートに書いてくれていれば、「あの人を紹介できそう」とイメージしますし、Zoomが始まった時に「今日楽しみにしてたんです。おつなぎしたい方がいます。見込み客になり得る人だけをつなぎたいので商品のことを詳しく聞かせてください」っていう展開にもっていけます。きっと相手の方も同じように考えてくれていたので、会った瞬間からそんな話になったんだと思います。
以前は「旅行好きな人をつないでください」と言っていたんですが、それだと旅行は好きだけど様々な理由でクルーズ旅行には行かない方ともお会いすることがありました。最近1カ月くらいはクルーズ旅行に行きたいという方ばかりを紹介していただいている状況になっています。なので成約率も上がりました。話し始めて15分で「乗りたいんで契約させてください」という話になったこともありました。
相手に何を伝えるかを意識している
お客さん自身が何をやりたいか、どうなっていたいかをイメージしていただくことがマッチング成立には欠かせません。その方がもしイメージがないなら、僕から「例えば1年後にクルーズ旅行に行けるとしたらどうですか?今よりも楽しく生きれませんかね?仕事も楽しくできませんかね?」と伝えて先のことをイメージしてもらっています。そうすると少しずつワクワクしてきて、楽しんでもらえるんです。僕自身が明るく振舞って、できる限り楽しい表現を伝えていくことをZoomでは特に意識しています。
それから、LINEの表示名をもともと「節約王 中川」にしていたんですが、今は「クルーズ王 中川」に変えました。そうすると、4~5年前につながった方が「中川さん、クルーズ旅行の仕事を始めたのかな」と連絡をくれるようになったんです。事業を転換した時や商品を切り替えた時にLINEの表示名を変える、SNSの写真を変えるって、けっこう重要だなと思います。
何度も同じメンバーと顔を合わせることが大事
定期的に何度も何度も顔合わせをすることは今のビジネスにおいて最重要事項だと僕は思っています。交流会に出て「はじめまして、中川です。クルーズ旅行を格安で販売するサービスをやってます」で買ってくれる人はほぼいません。
何回も何回も顔合わせして、「中川=クルーズの人」と認識してもらえたら、その方がクルーズ旅行に興味がなくても、別の誰かが「クルーズ旅行に行きたい」と言っているのをその方が聞いた時に「あ、中川さんに紹介できる」と思い出してもらえるかもしれません。
そのために、同じ曜日、同じ時間に同じ顔ぶれで会うことの大切さをCOMYで再確認しました。なので、多くの方にCOMYのオンラインミーティングに出続けてほしいですね。1ヶ月2ヶ月と全部出席したら絶対に変わると思います。
「こういう方がいたら紹介してください」の姿勢が良いマッチングを生む
交流会あるあるとして、自分の目の前にいる方に対して商品を売ることは本当に難しいです。目の前にいる方に売るのではなく、目の前にいる方に「あなたの周りに、こういう方いませんか?」と伝えて、目の前の方が自分と誰かをつなげたくなるようなプレゼンをするほうがいいと思います。「僕のプロフィールシートを見てください。こういう方が近くにいたらぜひご紹介ください」と伝えることを念頭において、商品の説明やプロフィールシートづくりをすると、交流会でうまくマッチングが生まれるんじゃないでしょうか。